メー ルマガジン「ベトナム株・経済情報」
VOL.409

2017.01.25

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コテック建設[CTD]、ベトインバンク[CTG]、ハウザン製薬[DHG]、
ダナンゴムタイヤ[DRC]、ダットサイングループ[DXG]、
FPT情報通信[FPT]、ホアファット鉄鋼グループ[HPG]、
ホアセン鉄鋼グループ[HSG]、キドグループ[KDC]、
カンディエン不動産[KDH]、軍隊商業銀行[MBB]、
マサンインベストメントグループ[MSN]、ナムロン投資[NLG]、
フーニュアン・ジュエリー[PNJ]、ペトロベトナム・第2ニョンチャック電力[PV2]、
ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、チャファコ製薬[TRA]、
ベトコムバンク[VCB]、ビングループ[VIC]、ビナサンタクシー[VNS]

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CONTENTS
 
01. フック首相、銀行の外国人保有率上限の年内引き上げを示唆
02. 週間☆アクセス数上位ランキング!
    特集(2017年1月16日~2017年1月22日)
03. 噂のうわさ話
    ノイバイ空港サービス[NAS]
04. サイゴン・街角風景  
 国際フードフェスティバル2016

01. フック首相、銀行の外国人保有率上限の年内引き上げを示唆 

  グエン・スアン・フック首相は17日、年内にも銀行における
外国人投資家保有率上限(現行:30%)の引き上げを明らかにした。
この報を受け、同日の銀行株価は大きく上昇した。

  海外の専門家らは、銀行の外国人投資家保有率上限の引き上げは、
バーゼルII基準の準拠に向けた増資をする各行に対して有利な条件を
整えるとの見方を示した。これにより、海外投資家からの資金誘致が
強化されるとともに、銀行業界の構造改革も加速する見通しだ。

  更に、フック首相は経営困難に陥っている銀行の一部から出資金を
全額回収する可能性もあると発表した。

  なお、ベトナム国家銀行(中央銀行)はこのほど、商業銀行及び
外資銀行支店の自己資本比率(CAR)の最低基準を現行の9%から
8%へ引き下げる通達第41号/2016/TT-NHNNを発出した。
新通達は2020年1月1日に発効する。これは商業銀行及び
外資銀行支店へのバーゼルII(自己資本比率規制)導入に向けた動き。

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02.  週間☆アクセス数上位ランキング!(2017年1月16日~2017年1月22日

このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報(www.viet-kabu.com)の 
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 LCC最大手ベトジェットエア、ホーチミン証取へ上場申請―17年+30%増益の見通し
[2017/01/17 19:30 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/170117044725.html

  格安航空(LCC)最大手ベトジェットエア(Vietjet Air)は16日、
ホーチミン証券取引所(HOSE)に上場申請書類を提出した。資本金は
3兆VND(約153億円)で、上場株式数は3億株。

  同社のグエン・ティ・フオン・タオ社長によると、2016年の
税引前利益は前年比+91.6%増の2兆3000億VND(約117億円)と
好調で、2017年も同+30%増加する見通しだ。

  同社は2016年12月、新規株式公開(IPO)を実施した。同社の
企業価値は12億USD(約1370億円)と評価されており、
海外からの応札者数は26社を数えた。



2 位 ベンチェ水産、16年配当利回りは11.5%の見通し―2月中に現金配当を実施
[2017/01/20 09:42 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/170118034309.html

  チャ魚(ナマズの一種)及びハマグリの加工販売を中心に事業を
展開しているベンチェ水産[ABT](Bentre Aquaproduct Import
And Export=Aquatex Bentre)は、2月中に2016年分の配当として、
1株 2000VND(約10.1円)の現金配当を支払うことを明らかにした。

   ABTは2016年7月、既に1株2500VND(約12.6円)の現金配当を
支払っている。2016年分の1回目と2回目の現金配当と17日の
終値4万3500VND(約220円)に基づいた2016年のこれまでの
配当利回りは10.3%でVND建て預金金利を上回る。

   2016年の事業計画では同年分の配当は額面比30~50%に
設定されている。3回目の配当が1株500VND(約0.05円)の
現金配当となれば、2016年の配当利回りは11.5%とさらに
高くなる見通しだ。なお、2015年分の現金配当は1株5200VND
(約26.3円)で、配当利回りは10.7%に達し、これも極めて高い水準だった。

   ABTはパングループ[PAN](The Pan Group)傘下の
パン食品株式会社(PAN Food)の子会社で、株式72.8%を保有している。



3 位 ぺトロベトナム化学肥料、価格下落で16年減収減益―18年に価格回復の見通し
[2017/01/19 14:30 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/170119123130.html

  ぺトロベトナム化学肥料[DPM](Petrovietnam Fertilizer And Chemicals)の
2016年業績速報によると、売上高は前年比▲17.2%減の8兆1590億VND
(約410億円)、税引前利益は同▲26%減の1兆3920億VND(約70億円)の
減収減益だった。

  2016年の業績が振るわなかったのは、各種肥料の販売価格が
大きく下落したのが原因。品目別の価格下落率は◇尿素肥料
(フーミー肥料):▲17%、◇NH3化学製品:▲32%、◇その他:▲11%だった。

  同年の尿素肥料の輸入量は前年に比べ大きく増え、主な輸入先として
インドネシアやマレーシア、中国、サウジアラビアなどが挙げられる。
中国からの輸入量シェアが2015年の52.6%から33.6%へと
大きく縮小したのに対し、 インドネシアやマレーシアからは著しく拡大した。

  今年末に展開中のNPK肥料工場案件およびNH3化学製品工場の
生産能力拡大案件が完成する見通しだ。

  世界市場における2017年の尿素肥料価格は、供給が需要を
上回るとの予想により引き続き下落するが、2018年には工場の
新規稼働があまりないことに加え、複数の既存工場の閉鎖予定が
あり供給が減少することから、価格回復が見込まれている。

 

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03.  噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」
お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「
ベトナム株・経済情報」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株・経済情報」
が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、
こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
______________________________
 
ベトナム現地投資家のうわさ話・
ノイバイ空港サービス[NAS]の巻

(2017年1月25日 発行ベトナム株通信 第3066号)
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ノイバイ空港サービス[NAS]
 
 ノイバイ空港サービス(Noi Bai Airports Services=NASCO)はこのほど、
ハノイ証券取引所(HNX)から、UPCoM店頭市場での取引が承認された。
取引登録株式数は831万5000株、銘柄コードは「NAS」。

 現在の資本金は831億5000万VND(約4億2000万円)で、
大口株主は、◇ベトナム航空総公社[HVN](Vietnam Airlines):
保有比率51.0%、◇サコムバンク[STB](Sacombank):
同10.65%となっている。

 NASはハノイ市ノイバイ国際空港第1ターミナル(T1)と
第2ターミナル(T2)にある記念品百貨販売用スペースの36%、
T1にあるレストランサービス用スペースの33%を保有している。
また、免税店の運営や旅客・貨物の空港内輸送などを手掛けている。

 なお、空港サービスを提供している上場企業はNASのほかに、
ハノイ証取(HNX)のダナン空港サービス[MAS](Danang Airport
Service=Masco)やUPCoMの南部空港サービス[SAS]
(Southern Airports Services=Sasco)などが挙げられる。

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04.  サイゴン・街角風景
 毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」。
今週はJoより、「国際フードフェスティバル2016」のお話です。

 昨年12月15日(木)~18日(日)にホーチミン市1区にあるレバンタム公園で
国際フードフェスティバル2016が開催されるというニュース
(https://goo.gl/jOmMAQ)を見て、週末に家族で行ってきました。



 この公園、普段はウォーキング・ジョギングをする人や、
バトミントンやヨガをしている人が多いのですが、この日は土曜日の
夜ということで会場中央付近は文字通り身動きが取れないほど超満員でした。



 出店していた料理は、ベトナム料理の他には、タイ料理が最も多く、
あとは日本料理、インド料理、珍しいところではカザフスタン料理というところ。
ニュースに出ていたトルコ、フランス、マレーシア、イタリアの
各料理は見つけられませんでした。



 一度にいろいろな国の料理を食べれると思っていたので、
少々肩透かしをくらいましたが、まあでも、カザフスタンの餃子(マンティ)、
各種タイ料理、インドカレー、日本の焼きそばなどを野外で食べることができ、
家族ともども満足でした。


(photo by Jo)
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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